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京都:金属製ワイヤーで固定されたさえあい箱が盗まれる…世界遺産・東寺の珍事
2025-08-31
著者: 芽依
窃盗事件の詳細とは?
10月10日午後1時15分頃、世界遺産に登録されている東寺(京都市南区)で、さえあい箱が立て続けに盗まれる事件が発生しました。盗まれたのは金属製のワイヤーでしっかりと固定されていたにもかかわらず、容疑者がそれを切り裂いて逃走したとのこと。現在、京都市警南署が調査を進めています。
盗まれた箱とは?
盗まれたさえあい箱は、サイズが幅46センチ、奥行き27センチ、高さ31センチで、金属製のワイヤーで固定されていました。この箱は、東寺の前に設置されていたもので、地域住民からの募金を集めていました。同署によると、同日午前中に確認されたことから、昼の時間帯に犯行が行われたと見られています。
盗難の背景と影響
事件が起きた東寺は、平安京の象徴ともいえる歴史的な建築物であり、多くの観光客が訪れる名所です。地域住民は募金を通じて、文化財の保存や地元活動の支援を行っていました。このような重要な役割を担う箱が盗まれたことにより、地域社会の信頼が損なわれる恐れがあります。
再発防止に向けた対策
京都市では、事件を教訓にし、東寺の周辺に監視カメラを増やすなどの対策を考えているといいます。また、地元の人々も警戒を強め、さえあい箱や地域の安全に関する意識を高めるための会議を開く予定です。地域全体で一丸となって、再発防止に努める姿勢が求められています。