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今増えている「無人ホテル」に初めて触れた正直な感想 → 思ってたよりヤバい

2024-12-21

著者: 健二

最近、無人ホテルが日本全土で急増しています。宿泊費が高騰する中で、数年前には1万円以下で泊まれたビジネスホテルが今ではその価格の1.5倍以上になっていることもあり、多くの人が新たな宿泊形態に注目しています。

先日、九州を訪れた際に安い宿を探していたところ、思いのほかオシャレで最新の設備を備えた無人ホテルを見つけました。安く宿泊できる理由は「無人」だからです。

無人ホテルは増えているものの、一体どうなっているのでしょうか?と疑問に思い、体験してみました。

温泉街の無人ホテル

結果的にあまり良い印象を抱かなかった宿なのですが、ホテル名の公表は控えます。ちなみに、安いとされる部屋は1泊7000円で、設備が良くて料金が安いわけではなく、都内のビジネスホテルとあまり変わらない水準でした。

とはいえ、この施設は温泉街にあり、その無人ホテルは地元の観光客がプロデュースするものだからかもしれません。無人であっても、観光業の系列なら良いこともあるかもしれません。

マジで人がいない…

無人ホテルのチェックインはQRコードで行うため、入室するのに必要なのはあらかじめ送られてきたQRコードのプリントした紙とルームキーだけです。チェックイン時にQRコードを読み取る必要があり、紙をなくしてしまったり、画像を転送されて読めないと入れない等、不安感が否めません。

ちなみに、部屋には2泊したのですが、エアコンのために部屋の清掃などもなく徹底的なサービスに欠けた部分がいくつもありました。こういった点ではビジネスホテルの方がクオリティが高かった印象です。

もちろん無人であることの利点もありますが、それと引き換えに宿泊体験が不十分になる可能性もあり、何かと不安が募りました。

古い宿をリノベーション?

とにかく、部屋の方に移動した際にどうやら駅近くだったため懐かしいホステルの雰囲気を味わえました。ただ、劣悪な条件の宿泊施設からの利用は考えものです。

行ったあとの不安や疑問が残る無人ホテル。オープンし始めて間もないそうですが、無人宿は周囲との関連性が実際にはあまりないのかもしれませんね。

期待への風向き…

さて、この無人ホテルには一定の期待があるものの、温泉とサウナでの宿泊体験を求めた場合、どうなるかは未知数でした。ただ、これから無人ホテルが増える中で体験していくことは大事でしょう。

この無人ホテルの増加によって、宿泊施設がどのように変わっていくのか、今後も見守っていきたいと思います。そして、実際に宿泊を予定されている方は入念に調べて、失敗しない選択をしてください.