今月29日も冬の天気分布 日本海側は大雪の恐れも 晴れた太平洋側も年の瀬らしい寒さ(気象予報士 堀田 よしば)

2024-12-28

著者:

冬型の気圧配置が続く

昨日(28日)から、冬型の気圧配置が強まり、雪の範囲が広がりました。今朝(29日)7時現在、北海道や東北に加え、新潟市と福井市でも3センチ、富山市でも7センチなど北陸の平地も所々で雪が積もっています。

今日も冬型の気圧配置で、日本海側は雪や雨。降り方が強まる所もあるでしょう。

各地の天気

九州と南部は、おおむね晴れそうです。

北部九州と四国、近畿中部と南部は、午前中は雪の降る所も。午後は、晴れ間が広がります。

山陰と近畿北部は、雪や雨が降ったりやんだりで、山沿いは積雪が増える所もありそうです。

東海や関東南部は、平地は大体晴れ。山沿いは、今朝は雪が降っている所もありますが、昼頃から再び広く雪が降る見込みです。

北陸は、今日も雪が続く見込みです。大雪の影響で交通機関に遅れが出る可能性がありますので、注意が必要です。

全国的に冬の寒さが続く

最高潮気温は平年並みか低めの所が多いでしょう。

北海道人の地域などは、現在0度前後で、東北北部や北海道南部と北陸では3度か6度程度が予想されています。

特に、東京では12度など、関東では平年より高めになりますが、夜にかけて寒さが厳しくなっていきますので、体調管理が大切です。

東海地方や九州では、降水量が多く、強い風により体感温度がさらに下がる可能性があります。

今後の状況に注意

全国的に寒さが続く中、北部では雪と寒さに伴う強風にも注意が必要です。特に、北陸や東北の冬型の気圧配置が続くため、大雪や豪雪に警戒が求められます。今後の天気予報にも注目しながら、外出は慎重に行ってください。

冬の準備を万全にし、外出時は防寒具を忘れずにお持ちください。