今夜17日夜 しし座流星群が極大に 見頃となる時間や天気は(気象予報士 中川 裕美子)
2024-11-17
著者: 弘
今夜17日(火)、しし座流星群が極大になります。極大時刻は21時頃で、この時間はまだ放射点が昇っていないため、放射点が高くなる明18日(水)未明から明け方にかけてが見頃となります。
満月を過ぎたばかりのため、条件はあまり良くないものの、東海や九州の太平洋側では晴れる場所が多く、観測のチャンスがありそうです。
しし座流星群が極大に
今夜17日(火)、しし座流星群が極大を迎えます。極大時刻は21時頃で、この時刻はまだ放射点が昇っていないため、放射点が高くなる明18日(水)未明から明け方にかけてが見頃となります。
夜空に満月を超えた明るい月が見えるため、条件はあまり良くありません。国立天文台によりますと、空が暗い場所で見られる流れ星の目安は、1時間あたり3個程度とのことです。できれば月明かりを避け、空全体を広く見渡すとよいでしょう。
気になる天候は?
見頃となる明18日(水)未明から明け方にかけては、北海道や東北は日本海側を中心に雪や雨で、風も強いでしょう。北陸から山陰にかけても雲に覆われる予報です。
関東も降雨が多いですが、内陸部やほぼ全国の晴れ間が期待できそうです。特に東海から九州にかけては晴れる場所が多く、観測のチャンスが多いです。
東海から山陽、九州は晴れている場所が多く、観測のチャンスがあります。少し寒く感じられる北風が吹きますので、あたたかい服装や飲み物を用意して観測に挑むのが良いでしょう。
最新の気象情報(気象予報士)
19日にかけて強い雨や風で全国に影響が出る恐れがあります。
17日 日本海側を中心に強い雨や雷雨が予想され、北日本は防寒対策が必要です。
明18日は本格的な冬の寒気が流れ込み、北海や東日本でも雪の予報があります。
今夜17日から明18日にかけての流れ星は、寒さ対策をしっかりと行って望みましょう。