激しい乱闘が議場で勃発

（C.N…）17日、メキシコ議会の上院では、議員たちが互いに激しく乱闘し、混乱を巻き起こしました。野党の議員が発言の機会を与えられなかったことに激しく反発し、各党の議員が入り乱れての乱闘となったのです。

白熱する軍の範囲拡大に対する議論

この日は、メキシコにおける軍の介入についての熱い論戦が交わされていましたが、議会終盤の国歌斉唱中に、野党・制限的革命党（PRD）のアレハンドロ・モレノ党首が壇上に乱入。彼は、安保問題を巡って激しい攻防が繰り広げられる中、議場を騒然とさせました。

議場の聴衆も巻き込む事態に

周囲の聴衆もその場の緊迫感に圧倒され、スポーツ観戦さながらの異様な雰囲気が漂いました。モレノ党首は、壇上で乱闘を引き起こしたことで、議会全体が一体となり生中継される結果となりました。

両者の主張の激化

議長が、モレノ党首に自らの発言権を認めるべきだと主張する中、モレノ氏は彼自身が神になぜ介入したのかについて明言しました。彼はまた、この動きが両党の関係を一層悪化させ、議会の透明性に影響を与える恐れがあると指摘しました。

盛り上がる議論の先にあるものとは？

議長は、モレノ氏の主張を受けて、メキシコの国家運営において彼が特権を持つべきではないと反論。しかし、モレノ氏は主に軍の介入が市民の声を封じる結果を招くことを懸念し、「それこそが自由の名のもとでの暴力である」と主張しました。

議会はどう動くのか、注目が集まる

この大混乱に対し、メキシコの議会は今後どのように動くのか、注目が集まります。乱闘に巻き込まれた議員たちはその後、互いに責任を押し付け合っており、今後もこの騒動は続くことでしょう。議場のハプニングがどのような新展開を迎えるのか、目が離せません。