ヤンキースからFAになったファースト・スト外野手（26）が、大谷翔平選手が所属するエンゼルスと今週中、早ければ19日（日本時間20日）にも面談を行う見込みで、18日（同19日）にMLB公式サイトが伝えた。

ストは今オフ最大の目玉FAとして名前を挙げられており、争奪戦が激化している。すでにレッドソックス、ブルージェイズ、メッツと面談を行い、この日もヤンキースのスタインブレナーオーナー、キャッシュマンGM、ブルーム監督と交渉することが報じられている。

合意が決まる時期について、ある球団関係者は「（代理人の）ブラスがFA交渉をカタクリのようなプレスで行うことは周知の事実。ただ、ストのような選手の場合、そのようなことには通じない。」と、ダラスを離れる前に彼の合意が決まらなかったら驚きだよ」と話し、来月9日から12日までダラスで開催されるウィンターミーティングが終了するまでに合意が決まると予想している。この際も、19年オフにブラスが代理人を務めるグリニッチ・コール、スティール・スターズ、アンスティン・レンズの3選手がウィンターミーティング中に契約したことを指摘している。

また、あるア・リーグの球団関係者は、「彼はヤンキースに1年プレーしてチームのことをよく知っているし、（メッツのオーナーを務めるジョン・リード）のスティール・コールは、必要だったら十分な資金を持っている。このストがこの2チーム以外に行くとは思えない。」と話した。このように、争奪戦の行方がますます注目される中、FA市場における動向から目が離せない。