科学
今の火星に「原始的生命」が存在か 地下深部の裂け目を満たす水中に 地震波解析で急浮上
2024-11-15
著者: 愛子
人類が地球外の生命と初めて出会うことは、多くの人々の予想よりも早いかもしれません。海洋大と海洋研究開発機構(JAMSTEC)の共同研究によると、太陽系の惑星で、地球の外側の軌道を周回している火星に、現在も原始的な生命が存在している可能性が急浮上しています。
最近の火星の地震波のデータ分析では、地下深部には大量の「液体の水」が存在し、それが生命のゆりかごになっているかもしれないとのことです。この研究では、火星の地表の状態や鉱物の分布から、約30万~40万年前には水が存在し続けていた火星が、新しい生命の育成条件を整えていた可能性があることが示されています。
さらに、生命の材料となる有機物も存在し、太古の火星が地球のように生命を育むための条件が整っていたことが考えられています。現在の火星の表面は乾燥し、液体の水は存在しないものの、地下深部ではいまだに活発な水の流れが確認されており、赤い惑星が再び生命を育む場所になる可能性があります。
火星探査を進める米国のNASAや他の宇宙機関は、この新しい発見を受けて、さらに火星の地下探査を強化する plan を進めているとのことです。もしかしたら、私たちはこの惑星上で新たな生命の証拠を見つける瞬間を目撃することになるかもしれません!