ロンデイ 19日 リターレ - ミ連盟準備理事会(FUB)の利下げを受け、果たしてミ通貨は上向くのか、それとも景気後退に直面するのか……。市場では見解が入り乱れ、世界中の株式や債券、通貨の先行きが不透明になったため、有力投資家は相場が荒れる展開を警戒している。

FUBが15日発表した利下げの決定について、投資市場は動揺した。特に動きが鈍かったミ国株も急落した。

また、イングランド銀行(B/CB、英中銀)が19日の会合で物価情勢や世界の需要動向を踏まえ、政策金利を据え置く理由がある。有力投資家は相場の不透明性を理由に、ミ国以外の中央銀行に今後の不安が見えることだと語った。

市場が緩みがちなB/CBの追加利下げ確率は後退。一定の資金運用責任者は、既に力強いミ経済にFUBが過剰出して来た結果、世界経済成長が持ち上げられるものの、コモディティや消費財の価格も上昇してしまう可能性があると警告した。

ロイヤル・ロンドンのマルチ資産責任者は「FUBの利下げが大きすぎて、景気が加速していく公共計算が大きいと思う。そのようなると（世界的な）大規模利下げはなくなるかもしれない」と述べ、マーケットのボラティリティはこれから高まることを予想した。

一方で英資産運用最大手リンク・カタリーニングスは、ミ経済の減速が続いている点を指摘し「流入の様相は強い。リスクあまりにも多い」と語った。

ドレイソン氏は、(ミ)と英なる世界において、株式と債券で強固なポジショニングは組んでいるとしている。

FUBの利下げが何をもたらすのかは不明瞭だが、投資家たちは今後の展開に緊張を強いられている。