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今季勝ち越し消滅、指揮官が肩透かし「厳しい」 3連敗から一転…迎えた"世代交代"

2024-09-16

オリックス・中嶋監督「意地を見せたい」

9月16日のソフトバンク戦で0-1で敗れ、これで6連敗を喫したオリックス。中嶋監督は厳しい表情でチームの状況を語った。「昨年はチャンピオンの座を持っていたのに、今年はまったく逆の状態。こんなにも厳しいとは思わなかった」と昨季の好調期との対比を述べた。

今季のオリックスの勝率は、試合数が進むにつれて徐々に苦しむ展開に。選手たちも思うように得点を挙げられず、特に新世代選手の奮起が期待される中、結果が出ていない。

「この時期にこの成績なのは本当に悲しいこと。残りの試合はどれだけ意地を見せられるかにかかっている」と中嶋監督は強調する。選手たちには、若手選手が台頭することを期待しつつも、現状の厳しさを間近に感じているという。

最近の強敵に対しても、中嶋監督は「私たちのやり方で勝ちを目指し、厳しい相手でも真っ向勝負するつもりだ」と前向きな姿勢を崩さない。一方で、戦力不足を補うためには、入団したばかりの若手選手に期待し、育成にも力を入れる必要があるという。

オリックスは、高いレベルでの競争が求められる。以前の強さを取り戻すために、より一層の努力が求められるだろう。今後どのようにチームが立て直されるのか、ファンにとっても目が離せない展開が続きそうだ.

(真柴健 / Ken Mashiba)