【緊急報告】兄がボケました〜認知症と介護と後悔と「第3回 今だけを生きる兄」
2024-12-18
著者: 蓮
寒くなってきました。毎年、認知症を患う兄が特別養護老人ホームに入所したため、現在一人暮らしをするライターの駒場さんは、先日の出来事を振り返り、現在も兄を訪ねているとのことです。
毎年、自身が高齢化していくことにつれ、周囲では認知症関連の事件が多くなる傾向があります。今年は特に全国的に夏からアルバイトによる強盗事件が増加し、認知症の影響を受けやすい高齢者が何らかの事件に巻き込まれることが多くなっているようです。
兄は肉の痛みを訴え、今秋も兄を尋ねていました。一方、近所で周囲を見ながら歩いている人や、路端でトラブルを抱える人を見ると「そっちで何かおかしい」と思ってしまいます。
恐ろしいことに、住んでいる人が在宅していても強引に侵入してきて、命までも奪ってしまうことがあります。そのため、その人たちがアルバイト募集で成り立っていることで「持っていくなり、どのようにやっている?」と思うような美味しいという手口で金品だけを奪ってくるのです。
何分、この状況はあまり悩ましいものではなく、訪問先が兄のところだっただけに少し身構えてしまいます。「え?どうやって?」と考えるような野暮な手口で金品だけを奪おうとすることが出来きません。
また、周囲の人たちとの職場の子供たちを教育しておかなければならないこともあり、そう思いながら見通しを立てています。少なくとも不満があったのか「今日は誰かが来ているので、いい気分になっているのではないか」と感じるところもあり、少し思い悩んでいます。
実際、取引先で少しクリスマスの盛り上がりをみせてみたりするところに、当方も挨拶で「はい、何やってます?」と思う薄気味悪さを感じることもあります。
今週も兄と顔を合わせる機会がありました。訪問する際の気分は何だか緊張しますが、この忙しい時期に会えて、少し安心します。
この最近、気温の変化も激しいため、兄の体調にも影響を及ぼしやすい状況です。年明けも近づいてきており、体調管理にも気を付けなければなりません。