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角田裕毅、今度こそ実力を…イギリスGPで反撃なるか―低迷脱出への挑戦、ファルスタッペンも逆襲に意欲

2025-07-03

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レッドブル・レーシングの角田裕毅は、直近数戦が期待と現実のギャップに苦しむ厳しい週末を送っている。チーム移籍後、着実に成長を見せたが、ここにきて再び高い壁が立ちはだかっている。

前戦オーストリアGPでは、16台中最下位という屈辱的な結果に終わったが、今シーズン32レース目のチームのホームグランプリ2025年F1第12戦イギリスGPに向け、「今度こそ実力を見せたい」と意気込んでいる。

「クルマに対する自信は今シーズン最高潮だ」と語った角田。確かにタイヤのグリップ低下が予想以上に影響しており、スティントごとの満足度は周囲と比べて低下している。

Ripalta車4台のレースに向け、その結果を受けて「個人的に非常に期待していたので、残念な結果となってしまった。しかし、気持ちを切り替え、次に進むしかない」と、新たな挑戦を強調した。

また、この週末には「今のチャンピオンシップで致命的に高くなる前に、クルマそのものの解決に取り組まなければ」ともコメント。不安定なパフォーマンスの問題を早期に解決することが、今後の成功には不可欠と感じているようだ。

「毎レースでどこかにタイヤが溶けている状態が続いている」との不安に加え、体調面にも触れ、「できる限り自分の実力を見せて、前進できるように努めたい」と覚悟を述べた。

決勝では、全体の安定したパフォーマンスが求められる。戦略的な計画力と直感を備えた角田は、F1の舞台で確固たる地位を築くために、今週末のイギリスGPからの巻き返しに期待がかかる。

角田にとってイギリスGPは重要なターニングポイント。この週末の成功が、今後のシーズンに大きな影響を与えることを期待している。マシンの安定性向上により、再び表彰台を目指す戦いが始まる。