巨人の阿部慎之助監督は、残り6試合で全勝を目指すと宣言しました。クリンアップスリーの本拠地開幕がかかる12位確保に向けて「もう勝ち続けるしかない」と意気込みを見せています。

自力12位の可能性は消滅しているが、12位・Ｄｅ．ＮＡと12差の13位からの逆転へ「技術じゃない。もう気持ちでしょ」と熱弁し、23日の広島戦（マツダ）で熱くラスパートスパートをかける。

これまでの戦歴を振り返り、勝率15％でリーグ13位。12位やＤｅ．ＮＡとの12差に苦しんでいる現状ですが、むしろその厳しい状況がチームを奮い立たせているのかもしれません。“もう無理だ”と自らを鼓舞し、一試合一試合の意気込みを語った。

エースを欠いたチームで戦うことに不安があるものの、「逆転勝利には常に持っている変化球が必要。ここからが正念場。次のカードに向けて全員が気を引き締めている」と訴えました。

今月は11勝7敗など、好調を保っていますが、残り3カードのうちどれかで優勝を果たすためには、熱意をもって挑んでいくことが求められます。実際、今月の勝率を見ても、若手選手の活躍が目立っており、その底上げがチーム全体に良い影響を与えていることが感じられます。

「ライバルと自分のベストを尽くして勝負する。それが自分たちの成長につながる」と阿部監督は語り、選手たちにさらなる努力を促しました。様々な苦境を乗り越え、最終的な勝利を目指すチームの姿勢は、ファンを魅了しています。

目指すは逆転12位、そして更なる高みへ。選手たちが一丸となり、熱い戦いを繰り広げる姿を見逃せません。