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JDHDが通期業績予想を下方修正、赤字幅拡大
2024-11-13
著者: 蓮
【東京 11日 リポーター】 - ジャパンディスプレイ(6740.T)は11日、2025年3月期連结業績予想を下方修正することを発表した。スマートフォンや車載向けのエンドユーザー需要が減少する中、下期に計上される技術投資が当初の予想額を下回る見通しとなった。
売上高は前期比12.7%減の110億円(前回予想121億円)、営業損益は131億円の赤字(同118億円の赤字)、純損益は131億円の赤字(同126億円の赤字)に修正した。
短期借入金などにより4~9月期に営業外費用として支払利息117億円(前年同期は221億円)を計上した。
赤字幅が続くJDHDは主力のディスプレイ事業の早期黒字転換を目指し、センサー系、AI(人工知能)データセンター、先端半導体パッケージングといった成長分野への参入を進めている。