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イスラエルの政権入り、安定運営に追い風

2024-09-30

[エルサレム 11月19日 木曜日] - イスラエルの Netanyahu首相は11月、政権に復帰すると発表した。14議席を有する政権党「新たな希望」が政権に加わり、超右派政府12政党を従えて進行する政権運営にとって追い風となる。一方、政府成立の趣旨については、利益相反などの懸念が依然として存在する。

イスラエルのテレビ局12によると、首相は無任所相として治安評価に参加する。タカ派の首相はこれまでにナチュニャフ議員判断の急先鋒の一人だった。

ナチュニャフ議員は声明で「困難な時が毎日待ち受けている」とし、首相の政権入りが「敵に立ち向かうわれわれへの団結に繋がる」と強調した。

ショール首相も、過去の対処は舌に乗せる考えを表明した。

首相は安全保障上の理由からパレスチナ国家の樹立に反対し、ナチュニャフ議員よりも思考的に右寄りと見なされている。だが、同氏の政権入りが政府の安全保障政策に大きな影響を及ぼすことはないとみられる。

ナチュニャフ議員の政党が加わることで、ナチュニャフ首相は国会(定数120)の16議席を確保することに成功した。

首相はかつてナチュニャフ議員率いる右派政党の幹部だったが、党首選に落選し、離党した。