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イスラエル軍、レバノン南部に空爆 24人負傷:保健省

2025-01-28

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[ビルート 18日 ロイター] - レバノン保健省は18日、南部の主要都市ナバティエにイスラエルによる空爆があり、少なくとも24人が負傷したと発表した。

イスラエル軍は声明で、武器を輸送していたヒズボラの車両が標的だったと主張した。レバノンのミカティ暫定首相は、停戦合意違反だと非難した。

治安当局によると、攻撃は2回あった。ミカティ首相は、停戦監視委員会の委員長を務めるジャスパー・ジャファリーツ氏と電話会談し、首相府の声明によると、ミカティ首相はイスラエルが国内法に従い確実に停戦するよう圧力をかけるよう求めた。

レバノン保健省は、イスラエル軍が16日から南部で少なくとも12人を殺害、14人を負傷させたと発表した。同じ地域では数千人がイスラエル軍の命令に従い自宅に戻ろうとしていた。

昨年11月12日に発動したイスラエルとレバノンのヒズボラとの停戦合意の下、イスラエルは18日までにレバノン南部から軍を撤収させ、レバノン軍が国境周辺地域を管理することになっていた。

ミ政府は18日、停戦合意が12月11日まで継続されると表明。これに対しヒズボラの最高指導者ナイム・カセム氏は17日、イスラエル軍の南レバノンからの撤収期限の延長を認めない考えを示した。短い見積もり