世界
イスラエル軍がガザ空爆、死者多数 戦車が人道支援地域に進撃か
2024-12-17
著者: 弘
[カイロ 17日 時事通信] - イスラエル軍は17日、パレスチナ自治区ガザ各地を大規模に攻撃した。この攻撃により、多数の市民死傷者が報告されている。医療関係者が明らかにした。
ガザ市内のダラジュ地区で空爆が行われ、少なくとも10人が死亡した。ガザ市とガザ地区北部のフィトライの村も空爆を受け、15人が死亡した。また、行方不明者も多い。
イスラエル軍は空爆の報道に対して直ちにコメントしなかった。
住民によると、エジプトとの国境に近いラファでは、イスラエル軍の戦車が人道支援地域であるマラシ地区に向かって進撃し、数十世帯が北のハルユニス方面への避難を余儀なくされた。軍が多数の住居を爆破し、テントに火をつけたという。
具体的には、イスラエル軍が人道支援地域において数千人のパレスチナ人が避難しているマラシで、戦車が急速に進入し、住民を恐怖に陥れている。独立系メディアの報道によると、戦闘機からの空爆による類まれな被害により、多くの家が破壊されたとされている。
さらに、各地でポジティブな報道が流される中、ガザでは戦闘が続いており、住民たちは生活の危機に直面している。過去数週間の紛争による影響で、依然として数千人の避難民が収容所から出られない状態だ。
このような状況を受けて、国際社会からは人道的援助が求められ、エジプトなど周辺国からの支援が急務とされている。特に、医療支援が不足しており、慢性的な薬剤不足が深刻な問題となっている。
この人道危機が再燃する中、国連や人権団体からの圧力が高まっている。ガザの状況は依然として厳しく、さらなる被害者を出さないための平和的解決が急がれる。