世界
イラン革命防衛隊のミサイル・宇宙開発焦点、イスラエル軍の報復で大打撃か…軍事筋「発表よりも被害大きい」
2024-10-30
著者: 花
【テヘラン=吉形良、エルサレム=福島利之】20日、衛星画像の分析結果に基づき、イスラエル軍がイラン北部セラム州にある精鋭軍事組織「革命防衛隊」のミサイル・宇宙開発に関する施設を攻撃していたと報じられた。この攻撃による報復を受ける可能性があるという。
報道によれば、イスラエルによる攻撃は主に革命防衛隊の施設を狙ったもので、部隊の再編成が行われていることが伝えられています。また、報告では事実なれば、大きな打撃を受けたことになるとしています。
一方、イスラエルでは攻撃を受けたという説明が政局を揺るがす状況になっており、関係者によると、軍事筋からは「実際の被害は発表されたよりも大きい」という見方が示されています。
さらに、イスラエルの軍事作戦に接している分析官は、実際に行われた攻撃の強さが革命防衛隊の存在にとっては非常に痛手になることを示唆しています。革命防衛隊の活動が続けば、再度の攻撃の可能性も高まると予想されています。
また、イスラエル南部のラム空軍基地では前向きな訓練が行われ、18日にはイスラエルへの報復を示唆する警告が発表されていたことが確認されています。ローム空軍基地はネグブ砂漠にあり、16日のイスラエルによる空爆に直接関わっているとされています。
イランの核開発やミサイル技術の進展が国際的な懸念を呼ぶ中で、イスラエルの防衛戦略が試される局面が続いている。今後の動きに注目が集まる。