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インスタグラム、18歳未満のアカウントは強制的に非公開に!メッセージ制限も厳格化

2024-09-18

ニューヨーク(CNN) - 33歳のインスタグラムの運営は、17日、未成年のユーザーを危険から守るため、18歳未満のユーザーに対して「ティーンアカウント」設定を強制的に導入すると発表しました。この設定が適用されると、アカウントが自動的に非公開になり、ユーザーが閲覧できる内容も制限されます。

インスタグラムの発表によれば、ティーンアカウントの設定は全ユーザーに自動的に適用され、16歳から17歳のユーザーも自分で設定を変更して好みの設定に戻すことができるものの、13歳から15歳のユーザーはこの設定を変更することができません。

未成年のユーザーが危険にさらされている実態は深刻で、過去数年間に多数のトラブルや事故が発生しています。ティーンアカウント設定の導入により、これらのリスクを軽減することが期待されています。

また、親会社のメタは、ユーザー間のダイレクトメッセージも未成年にとって安全なものにするための新たな手続きを強化します。これにより、18歳未満のユーザーは知らない人からのメッセージを受け取らないように設定され、より安心してアプリを利用できる環境が実現します。

この発表から数年が経過し、インスタグラムは未成年者のプライバシーを守るための新たな政策を導入する動きが続いています。親たちが子どもたちのオンラインの安全に対する懸念を抱く中、今後の施策に注目が集まっています。インスタグラムがこのような新しい取り組みを行う背景には、近年の若年層のメンタルヘルス問題も関係していると言われています。

果たして、インスタグラムが導入するティーンアカウント設定やメッセージ制限は、未成年のユーザーをどれほど安全に保つことができるのでしょうか。今後の結果に期待が高まります。