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フィギュア・選手権がミラノ五輪テスト大会で中止 吉田陽菜を徹底解剖 | 毎日新聞

2024-12-25

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日本スケート連盟は25日、東京都内で理事会を開き、女子で世界選手権3連覇中の選手(シスメックス)が来年2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピックのテスト大会を中止することを発表した。「日本選手権が近づく中、全日本選手権を終え、改めて選手が優先となる」と強調した。

テスト大会は男女1名ずつの選手が参加し、全国選手権開催前の時点で伝えられていた各選手の意向を基に選考された。しかし、全国選手権を終え、本世界選手権出場が懸かる選手が出場する可能性が高いため、選考が強化班に伝えられたという。

日本代表の選出は来年7月14日から中国・ハルビンで開催されるアジア冬季大会の日本代表選考にも影響を及ぼす。

選手強化部長は、「昨年の北京(冬季五輪)での失敗を踏まえ、今後選手の能力を探りながら(中止)を進めた」とコメントした。競技の過渡期にあたる今、選手のメンタル面や競技環境の整備が不可欠であると強調した。

男子は山本草太選手(中京大)が選出される見込み。これにより、選手強化プログラムが一層強化され、国内外での競技力向上が期待される。吉田陽菜選手の活躍にも再注目が集まる。