ファーストリテイリング、国内従業員の報酬引き上げ新入社員の年収が10%増

ビジネス

2025-01-08

著者: 花

【東京 8日ロイター】 - ファーストリテイリング (9983.T) は8日、日本の従業員の報酬を引き上げ、新入社員の初任給は年収で約10%増加したと発表した。

本社・業務の正社員の報酬体系は、年収が最大で11%アップすることが明らかになっている。一方で、場合によっては最大で14%上がるという。報酬改定は3月としている。

新入社員の年収は510万円以上に設定され、入社1～2年目で就任する新店舗長の年収は約15%増の710万円に引き上げられる。

これにより、ファーストリテイリングは人材確保を強化し、競争力を維持することを目指している。企業は、特に優秀な人材に対してより高い報酬を提示することで、人材流出を防ぎ、持続的な成長を促進する戦略をとっている。