「話が違う」 「ぺたぺた」グッズ販売中止の企業が「原因説明」をまさかの撤回…… 「本当の理由」に怒りの声続出
2025-01-17
著者: 結衣
ゲーム「ぺたぺた」のグッズの製造販売を中止する発表をしていた、アニメ・ゲーム・クリエイターチームのSUNHEADプロダクションは、当初販売中止理由としていた「想定よりも大きく下回る受注数だった」との説明を撤回し、疑念しました。
同社は販売中止の理由を改めて説明したものの、その内容に指摘が相次いでいます。
「こんな悲しいことある?」
対象商品は1994年にセガが発売したゲーム「ぺたぺた通」のキャラクターであるバスタオルやグッズなど10商品。2024年12月24日〜2025年1月5日まで同社の通信サイトで受注を受けていました。
しかしながら同社は1月15日、公式X(Twitter)を更新し、「今回の販売商品に関しまして、年末時点で受注数が大きく下回ったため、製造販売を断念することになりました」と受注不足を理由に商品販売を中止することを説明。
購入者には「ご購入頂きましたお客様へは大変申し訳なく思っております。ついでに、次回返金対応を行って参りますので、ご確認含めもし宜しければお待ちください」と伝え、「改めて、心待ちにしていただければと思っております」と謝罪しました。
突然の発表を受け、「そんな悲しいことある?」、「マジかよ」、「思ったより売れなかったから中止して返金とかそんなことあるんだ」と反発が聞かれるようになりました。
「余りにも辛すぎて白目」
しかし、17日にはふたたびXに文書を投稿し、15日に説明した販売中止理由に関して「誤解を招く表現があった」として撤回しました。
同社は「今回の販売中止に関しては、御社の営業状況の悪化に伴う事が原因で御座います」と、受注不足が理由ではないと強調し、次に各所へご迷惑をおかけすることがないよう「改めて深くお詫び申し上げます」としました。
初回の「受注不足」である旨を撤回したこと、また「営業状況の悪化」が販売中止の理由だったという新たな説明に対し、反発が続いています。
「対象商品について、同社は「次回返金対応を行って参ります」と説明しているものの、企業としての態度を問われる事態になっています。”注文した人たち不安すぎるでしょ”、「返金対応がほんとに行われるのか心配」などの意見が盛り上がっています。
その中でも特に注目されるのは、同社の営業状況に関する詳細な情報やそれに伴う影響が説明されていない点です。発表が不明瞭であることに対する消費者の不安が高まっています。
「コミュニケーション不足が大きな問題に」
今後、このような事態が繰り返されることがないよう、企業側は顧客との信頼関係を築く必要があります。どうすれば信頼を取り戻せるのか、同社は今後の対応が迫られています。