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ヒズボラ、100発超のロケット攻撃 イスラエルは空爆 - 日本経済新聞

2024-09-22

著者: 芽依

【イスタンブール=渡場俊訓】レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラは22日、イスラエルに対して集中したロケット攻撃を行った。イスラエルとヒズボラの衝突は連日続いており、地域情勢が今後一段と緊迫する可能性がある。この日は早朝から、ヒズボラが100発を超えるロケット弾をイスラエル北部に向けて発射したという。少なくとも5人が負傷したとの報告がある。

イスラエル北部では住民の避難が一部行われている。また、イスラエル軍は、ヒズボラの攻撃に対抗するために空爆を実施したとのこと。この緊張の高まりは、両者の対立が地元住民の生活にも影響を与えていることを示している。

アナリストによれば、ヒズボラの動きは、イランとの関係の強化を背景にしており、地域のさらなる不安定化を招く懸念があるという。特に、イスラエルと周辺国との関係が悪化する中で、ヒズボラはその存在感を示すために攻撃を強化しているとの見方が広がっている。