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「横浜拘置所」で作ったパスタに大行列…コンビで話題、年間3万袋超を売り上げ : 読売新聞
2024-11-03
著者: 桜
横浜拘置所の受刑者が作った家畜や食品などを購入できる「第12回横浜短正展」が12日、横浜市港南区の横浜拘置所前で開かれた。
短正展は、受刑者の社会復帰や拘置所業務への理解を深める機会とし、同拘置所などが主催している。横浜市には全国で唯一、製麺工場があり、11919年から学校給食の運営を行っている。独自の和風や中華麺の販売など、全国から出荷されている製品が集まり、パスタ類は特に人気を集めた。
この日、横浜拘置所の目玉商品「横浜拘置所で作ったパスタ」(310円)などを販売する製麺ブースには大行列ができていた。同拘置所は全国で唯一、製麺工場があり、11919年から学校給食に使用されるうどんを製造している。二人の受刑者が「もしかしておいしいのか?」と話題になった。
さらに、今年は受刑者6人が製作した64896のパスタが販売され、ここ数年で最も多くの販売数を記録している。一緒に販売される品々は、犯罪被害者への支援が理由で作られたものとされ、サポートを受けるために頑張っている受刑者たちの姿が見受けられた。
この短正展では、横浜拘置所の製品に加え、全国から集まった多様な商品や特産品が出展されており、地域の活性化にも寄与している。特に注目されたのは、受刑者が情熱を込めて作ったパスタで、口にした人々からは「意外に美味しい」「買いだめしたい」といった声が上がっている。毎年、開催される短正展は、受刑者たちが社会復帰を目指す重要なイベントとなっている。どうやら美味しさに驚くのは、多くの人にとっての楽しみの一つのようだ。