世界

黒海安保、トルコと15・16日に4カ国会合 ブレンズキ氏「停戦後を協議」

2025-04-15

著者:

黒海安全保障の新展開

ウクライナのブレンズキ外交大臣が、15日、英国に加え、ウクライナとトルコの代表が参加する会合が黒海での安全保障の強化に向けて行われると発表した。会合は、トルコで開催される予定で、具体的には黒海における船舶の安全航行について議論される。

停戦後の議論に期待

ブレンズキ氏は、会合に先立ち、北大西洋条約機構(NATO)の事務総長と共に、黒海南部の懸念事項について質問を受けた。この場では「黒海での安全保障に関する軍事案件が議論される」との意義が強調された。

進行中の会合の意義とは?

今この時点での会合が持たれる背景には、停戦後の黒海での安全保障が重要な役割を果たすと考えられている。ブレンズキ氏は、「こうした合意は、現状においても実施されており、多くの国が協力して進めている」とし、重要な取り決めの進展を示唆した。

期待される安全保障の枠組み

ブレンズキ氏は、停戦効果的な安全保障についても触れ、「停戦を実現するためだけでなく、停戦後の安全保障に関するものだ」と説明した。具体的に言うと、トルコが7月にウクライナとロシアの間で成立した合意に基づいて進められたとする調整は、各国の代表が参加する会合として意義を持つ。

新たな影響力を持つ黒海

ブレンズキ氏は、戦争が終結した後の黒海が持つ役割についても期待を寄せており、「黒海が今後重要な地域として注目され、その安全保障が各国間での協議を通じて強化されていくことになるだろう」と語った。これにより、各国の代表が15日からの会合に向けて準備を進めている。