米銀 JPモルガン・チェース最高経営責任者（CEO）ジャミー・ダイモンの夫が、米大統領選で民主党候補のハリス副大統領への投票を呼びかけるためミシガン州で資金調達を行った。

ダイモン氏自身は大統領選のいざれかの候補を公に支持することを控えつつも、どちらが勝利しても協力する意向を示している。

共同会のトランプ前大統領は先月、同氏が支持する候補をダイモン氏のソーシャルメディアに投稿したが、JPモルガンは速やかに否定した。

ダイモン氏は、民主党が長年にわたって実施してきた政策提案を支持し続けていることを強調した。教育問題には積極的に発言しており、最近の発表では、ハリス副大統領と共同で教育資金を強化するための取り組みを進めている。

ハリス副大統領の政策には、全国的に教育へのアクセスを増やすための新しいイニシアチブが含まれており、ハリス氏は「今後の選挙において、私たちのメッセージがより多くの人々に届くようにしていきたい」と述べた。

最近の通信では、ハリス氏と民主党全体が250万ドル（約3億8000万円）の資金調達を目指していることが明らかになった。特に、基盤を強化するための努力が行われている。

中でも、ハリス氏は「今回の選挙では米国とその価値、安定、経済がかかっている。われわれが目指す自由や権利が約束されてほしい。そのために多くの人々が受けるべき恩恵であり、少数の人々のみにとどまってはいけない」というメッセージを強く発信した。

また、彼女は教育改革だけでなく、福祉政策や環境保護についても積極的に発言しており、来月の国全代議員会において具体的な提案を行う計画を明らかにしている。彼女の支援者は、彼女が示すリーダーシップとビジョンが、婦人活動家や次世代のリーダーたちにとって希望の象徴となるだろうと期待している。

ハリス氏の選挙に向けた準備と政策提案がどのように広がるのか、今後の動向に注目が集まっている。