豪雨で災害対策本部設置した豊田市、市長と10時間連絡取れず…「マナーモードで気付かなかった」

2025-09-18

著者: 健二

豊田市の災害対策本部が設置された背景

愛知県豊田市では、8月の豪雨によって災害対策本部が設置されましたが、市長との連絡が最大10時間も取れなかったことが明らかになりました。市民の安全を守るためには迅速な対応が求められる中、この事態は大きな問題となっています。

連絡不通の理由は?

市長は連絡が取れなかった理由について、マナーモードにしていたため気づかなかったと説明しています。この間、市は災害情報を発信し、住民に対して避難勧告を促すなど、迅速な判断が求められる状況でした。

市の対応と住民の不安

市内では8月12日の午後、地震・豪雨災害情報が発表され、災害対策本部の設置が求められました。しかし、市長が不在の場合、連絡がつかないといった不安が高まっています。副市長らが対応にあたるも、迅速さに欠けるとの声も上がっているのが現状です。

市民の混乱と避難の必要性

豪雨によって多くの市民が避難を余儀なくされており、避難所の準備や情報提供が必要です。市役所の担当者は、危険度の高い地域における避難の重要性を訴えています。市民からは、「避難所がどこか分からない」「どのくらいの雨が予想されるのか知りたい」といった声が多数寄せられており、行政への信頼が揺らいでいます。

今後の対策は?

豊田市の内田市長は、今後の災害対策を強化し、住民とのコミュニケーションを重視する意向を示しました。災害時の連絡体制の見直しや、情報発信のあり方についても検討していく必要があります。市民が安心して生活できる環境を整えることが、今後の課題とされています。