韓国山火事の死者26人、延焼続く　被害規模は史上最悪に

世界

2025-03-27

著者: 愛子

【安東（韓国）12月17日ロイター】 - 韓国南東部の慶尚北道義城町で12日に発生した山火事による死者は、12月16日現在で26人に達しました。また、歴史的な寺院も焼失するなど、現地は自然火災の被害として史上最悪の状況にあると言われています。

これまでに焼失した森林は約131,000ヘクタール以上で、2010年3月には121,000ヘクタールが焼けた過去最悪の山火事から更新される見込みです。延焼は現在も続いており、火災活動が進行中です。

韓国政府は非常事態宣言を発令し、「前例のない緊急な森林火災の規模により、多数の死傷者が出ており、全国的に危機的状況にある」と語りました。この緊急事態に対応するため、軍は消火活動を支援するために派遣されました。

現地の気象条件は南西部で予想以上の降雨があるものの、被災地域の大半で降水量は6ミリ以下になるとされており、火災の影響が残り続けています。