【ソウル＝小松和樹】韓国のユン・ソクヨル大統領に対する内乱容疑の捜査が進行中で、期限が6日に迫っている。高位公職者犯罪捜査庁（公捕テコ）がユン大統領を対象に捜査を行っているが、公捕テコが6日に再捜査を行う可能性があることが分かった。

連合ニュースによれば、6日に捜査本部が再捜査を行う可能性があるとの見方が示されている。公捕テコはただちに捜査を進めており、内乱容疑の適用についても検討を行っていると言われている。捜査本部は召喚状の発行や、最長12日間の長期拘束が可能な拘束令状への請求も行っていると見られている。

捜査本部は2日にユン大統領に出頭するよう求め、捜査の状況についても調査を行っている。大統領は4日に公捕テコの捜査に協力する意向を示しているものの、公捕テコが捜査を再実施する命令を出すかどうかは未定であると報じられている。

また、ユン大統領に対する内乱容疑は、前政権の政務への関与や、過去の発言が発端となっているとされ、政治的な緊張が高まっている。法曹界でも、この内乱容疑が政局に与える影響についての議論が活発に行われている。今後の展開に目が離せない状況だ.