世界

韓国、次期大統領選で与党支持率が18%に、野党の交代は16%に上昇…保守系が拡大か

2025-01-20

著者: 陽斗

【ソウル=依田和彩】韓国の世論調査機関「リアルメーター」が12日に発表した世論調査(11日、12日実施)によると、次期大統領選での与党「国民の力」による支持率は18%、野党「共に民主党」による政策交代を望む人は16%に上昇したことが分かった。

政党別の支持率では「国民の力」の支持率が18.5%、左派系最大の野党「共に民主党」の支持率が13.9%。また、保守系政党の「自由韓国党」の支持率は10.5%に達し、これにより保守系政党の支持が拡大しているとの見方もある。これに対し、政権の支持率は依然として低迷しており、国民の間で不満が高まっていることが伺える。

この結果は、韓国における政治情勢の変化を示す重要な指標となる可能性がある。経済問題やHousing問題の影響で、一般市民の支持が与党から野党に移行していることが課題として浮かび上がっており、次期大統領選に向けたこれらの動向には注意が必要だ。今後、各党がどのような政策を打ち出すのか、そして有権者の心を掴むためにどのようにアプローチしていくのかが注目される。