緊急事態発生！グレタさんの船団に攻撃の危機

パレチナ自治区・ガザ地区への支援物資を届けるため向かっていた「グローバル・スモーク船団」に、8日、船団の先頭に位置する1隻がチュニジア沿岸で「無人航空機（ドローン）」の攻撃を受けたとの報告があった。共に乗っていた活動家6人は無事だが、船の甲板などで火災が発生した模様だ。

【画像】爆発の瞬間を捉えた動画の一場面　ライター通信によると、チュニジア当局は「船の内部で爆発が発生した」とし、ドローン攻撃を否定した。

船団は突如として襲われた！

一方、船団側は9日、別の船から爆発の瞬間を捉えた動画を公開した。光る物体が落下し直接攻撃する様子が映っており、"上空から攻撃された"と語った。

緊迫する地中海の環境活動

この船団は8月末、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさん（22）が参加する中、44カ国の活動家らを乗せてスプライント・バルセロナを出港し、地中海をガザに向けて航行していた。ガザではイスラエル軍による激しい攻撃が続いており、支援物資の輸送にも制限がかかっている。

グレタさんは6月にも船でガザに向かったが、その途中でイスラエル当局に捕まるなど波乱の船旅が続いている。今後の状況にも引き続き注目が集まる。

支援活動の行方は？

グレタさんは環境問題への意識を高める活動で知られ、多くの支持者を持つ。今後の活動がどのように展開されるか、そしてこのドローン攻撃の背後にある真相とは何か、世界が注目している。