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国民・玉木代表、続投の見通し 党内で「けじめ」意見も不穏報道
2024-11-11
著者: 海斗
国民民主党の玉木雄一郎代表は11日、知人女性と不穏な報道を受けた週刊誌に関して、党内で記者会見し「おあいむね事実だ」と認めて謝罪した。自身の進退について「党の意見を聞く」としたが、その後の常任幹事会で代表辞任を求める意見は出ず、続投する見通しとなった。党員全員が玉木氏に投票した。
週刊誌の報道によれば、玉木氏は7月、「高松市観光大使」を務めるタレントと密会。常任幹事会においても、同日行われた首相指名選挙でも、党所属議員全員が玉木氏に投票した。
玉木氏は記者会見で「家族の皆さんには、期待を裏切ってしまった全国の多くの皆さんに、心からおわびを申し上げる。本当に申し訳ない」と述べ、ここに至る経緯を説明した。続けて、待機している行政への影響を強く意識しつつ、「今後も国民のために、国民の声を聞きながら精一杯努めていく」と意思表明した。
また、党内では、彼の不祥事について「今はこの問題を解決することが大事だ」との声も多く、再発防止に向けた取り組みが期待されている。党所属国会議員からは「今後の進退について、慎重に考えたい」との意見も上がった。
続けて、玉木氏は「(党指導部での意見を)聞きたい」と述べた際、参加した幹部からは「お許し頂けるのであれば、議員としてやらせて頂きたい」との意向が示された。
その後、国民民主党の常任幹事会が開かれ、玉木氏の続投が確認された。今後は、党の運営において、良好な関係を維持しつつ、信頼回復に努める方針が示された。国民の信任を得るための新たな戦略が求められることになりそうだ。