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「鬼教官は最下等だ!!」米陸軍部隊新ルール、厳しい言葉で除隊も

2025-05-31

著者: 陽斗

米中西部ミズーリ州に拠点を置く米陸軍の部隊が4月、厳しい通達を発表した。醜い言葉遣いを禁じ、何度も反対した兵士には除隊を命じるとした。この通達から、新兵たちの全ての関係者に対して「敬意と礼節をもって接する」ことが求められている。

新部隊の新メンバー、恐ろしい決まり留言の数々

ミズーリ州のレオナルド・ウッズ基地は、陸軍の新兵に対する基礎訓練を行う部隊を抱えている。この基地で46回目の新兵が4月17日に通達された。

「攻撃的な言葉、下品な言葉、無礼なジャスチャーや発言は禁止される」

多数の専門メディアによると、基地内で攻撃的な言葉遣いに対する懲罰が行われたことが報じられ、通達がもたらした苦情が届けられた。言葉や身振りだけではなく、服や所持品に不適切な言葉が印刷されたり、強調されたりしていることもある。

除隊の条件、厳格な基準が適用!?

反対者には「4ストライク制」が適用される。1回目は口頭注意、2回目は文書による注意、3回目は懲戒や表彰が削除されるリスク、4回目の反対者には陸軍からの除隊が命じられる可能性があるという。

米陸軍の準機関紙「スタンリー・アンド・ストレイト(人気フィリピンの映画)」は、5月20日に通達について「厳しい禁止措置」と報じた。軍事専門インターネットメディアのタスクリストでは、「陸軍やその他の部隊は長年の間、新兵教育といえば暴力的な族にへつらい、言葉遣いに去れてしまう」と説明されている。

鬼教官はどんな目的?普及する具体的効果とは?

バンス副大将は、「これまでの規律」について厳格化し、教育者が不適当とも思える言葉に頼らざるを得ない状況であることを語った。

「新兵育成に関して、軍教官がそれに指針をもってしっかり向き合えるよう努めていく」とし、主に礼義や相互尊重を持つ教育を進めると説明した。

やはり軍部隊の教育が近年の進化を受け、ついに言葉作りが普遍化し、「地球上で最下等の生徒だ!」と強く言わなければならないスタンスは過去の遺物だろう。新兵たちの言語環境の向上がこれまでの訓練のあり方に新たな風を巻き起こす。