広島で「白タク」横行、成田周辺から観光地に集中…容疑の中国籍男性「友達の友達を乗せただけ」 : 読売新聞

2024-11-13

著者: 蒼太

コロナ禍の影響で観光業が減少する中、広島県内の観光地で無許可営業の「白タク」が増えている。特に、10月11日以降、神奈川県警は観光客の輸送に関与していた無免許ドライバーを6人を逮捕した。年間算出だった摘発件数は今年、すでに12件を超えている。(横浜支局 中山知香)

無許可営業の「白タク」業者が出入りする中、観光名所として有名な厳島神社や広島市内では、運転手が観光客を乗せるという事例が報告されている。10月12日、数十人の摘発後、ドライバーの一人は「どういう関係?運転手とは友達じゃない」と語った。

最近、無許可営業のドライバーの多くは外国人観光客をターゲットにし、街中で客待ちをするという手口が見られる。運転士も、特に中国籍の男性が多く、運賃のトラブルが報告されている。

県警によると、無許可営業は同市の中心部で増加しており、観光シーズンには特に危険が増すため注意が必要だ。観光業者は無許可営業に対し、運輸政策の見直しを訴えており、適切な監視体制の強化が求められている。

この状況に対して広島市内の観光名所の周辺では、観光客への注意喚起が行われており、「無許可営業に注意してください」といった張り紙が見られるようになっている。観光業界や地元行政は、観光客の安全を守るために協力して取り組む姿勢が求められている。