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関西電力が公募増資、過去最大の5049億円調達へ!発電所など設備更新
2024-11-14
著者: 健二
【東京 13日 Reuters】 - 関西電力(9503.T)は13日、過去最大の5049億円を調達するための公募増資を発表した。環境規制の厳格化に向けて、火力や水力発電所の設備を更新するための資金調達とされ、新たな事業として再生可能エネルギーの分野にも取り組む。
2022年3月末までに火力や水力発電所の設備更新に充てる資金を確保する。このため、2027年3月末までにデータセンターや不動産業などにハイブリッド・コアを充当する。
公募増資で11,418,182株を発行する。需要に応じて追加で売り出すために実施する第三者割当増資の190,019株と合わせ、発行済株式数は最大11,016,111株に増加する。
発行価格は11月12日から19日の間に決定する。また、415万株の自己株も同じ価格で売却する。