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関税協議、日本に「優先交渉権」 米財務長官が交渉担当 - 日本経済新聞

2025-04-07

著者: 海斗

【ワシントン=高見恭子、八十島健平】関税をテーマに世界貿易システムの転換を目指すトランプ政権は7日、日本との交渉を始めると発表した。米財務長官が担当することを明らかにした。

特に、非関税障壁などが議題となるが、日本には円安の是正でも協議の余地がある。

「新たな世界貿易の黄金時代に向けた大統領のビジョンを実現する日本政府との交渉を開始するよう指示された」と、ペッシントン氏はX(旧ツイッター)で記者団に語った。

両国の貿易関係は現在も大きな影響を与えており、特に自動車産業や農産物などが焦点となっている。米国市場での輸入規制や日本企業の関税引き下げ要求がある中、日本の立場は熾烈な交渉が予想される。

また、両国の交渉はアジア太平洋地域全体の経済圏に影響を与える可能性があるため、各国の動向にも注目が集まる。果たして、交渉はどのような展開を見せるのか?今後の提供される情報に目が離せない。