関東 残暑から秋雨の季節へ 22日(日)を中旬に広がる本降りの雨 週間予報(気象予報士 下福 美香 2024年9月18日)

2024-09-18

関東では、季節がよく動き出そうです。真夏のような暑さは21日(土)頃までで、ようやく残暑が収まるでしょう。一方、21日(土)以降は秋雨前線の影響で雨が降る日が多くなる見込みです。3連休は22日(日)を中心に本降りの雨となり、雨の量が多くなる恐れがあります。

21日(土)以降は秋雨前線が本州付近に停滞し、雨が降る日が多くなるでしょう。この1週間は秋雨前線の影響を受けやすく、雨が降る日が多くなる見込です。

関東では、このと頃遅れ気味の夏のような天候も明日19日までとなるでしょう。

20日は秋雨前線が日本海から近づき、23日にかけて西日本から東日本の南端へ向けて南下するでしょう。このため、関東は雲が広がり、雨が降る予想です。雨の日が続くところが多くなる見込みです。

3連休は、21日が北部を中心に雨が降り、22日は広い範囲で本降りの雨となるでしょう。連休最終日の23日は南部を中心に雨となり、北部と中部はより良い天候が続く可能性があります。ただし、24日以降は再び前線が本州付近まで北上し、広く雨が降るでしょう。

22日(日・秋分の日)は雨の量が多くなる恐れがあり、雨の降り方に注意が必要です。

22日は、秋雨前線が関東を北から南へ通過するでしょう。前線に向かって暖かい湿った空気が流れ込み、前線の活発な動きが活発化する恐れがあります。広い範囲で雨が降り、雷を伴う強い雨の降る場所もあるでしょう。雨の降り方などに注意が必要です。

3連休は、22日を中心に雨の量が多くなる恐れがあるため、今後の最新の情報を確認するようにしてください。

季節外れの残暑は21日(土)まで関東では続きます。

関東では、今日18日も蒸し暑い残暑となっています。明日19日や20日は、今日よりも気温の上がる所が多く、主要地点では35℃以上の猛暑日となる所が増えるでしょう。東京では37℃と、再び体感温度の高い暑さが予想されています。21日まで季節外れの残暑が続く見込みです。熱中症に強く警戒してください。

確実にいえることは、この後ようやく真夏のような陽気が終わりを迎えそうです。22日は雨で気温の上昇が抑えられ、雨の降り方に気を付ける必要があります。