テクノロジー
Google系のロボタクシー、日本上陸!Waymoが日本交通と提携し25年から東京でテスト開始
2024-12-17
著者: 裕美
米Alphabet社傘下の自動運転タクシーサービスを手掛けるWaymoは、2023年12月17日に、日本での自動運転タクシー導入に向け、東京の大手交通会社である東京タクシーと提携することを発表しました。2025年初頭には、Waymoの自動運転システムを搭載した英国製電気自動車「I-PACEs」を日本に投入する予定です。東京では自動運転のテスト走行を開始します。
最初の段階では、日本交通のドライバーがI-PACEsを使用して、東京の港区、新宿区、渋谷区、千代田区、品川区、江東区など、日本の主要エリアで運行することになります。
Waymoは「東京の居住者に新たな移動手段を提供し、最新の情報を共有しながら、かしこい交通インフラを構築していきたいと考えています」と述べています。また、この提携により、地域社会との信頼関係を築き、持続可能な交通手段の普及に寄与する意向を示しています。
同社は現在、世界でもシリコンバレーやフィニックスなど、様々な都市で自動運転タクシーのサービスを展開しておりますが、東京では特に交通混雑が課題となっており、自動運転技術がどのように対応できるのかが注目されます。
また、近年、日本では自動運転に関する規制が進んでおり、新たな法律やガイドラインが整備されつつあります。Waymoの進出は、この新しい時代の幕開けとも言えるでしょう。今後の進展が待たれます。