米Googleは9月24日（現地時間）、企業向けの「Google Workspace」（Business、Enterprise、Frontline）で新しいアプリ「Gemini」を、標準機能として提供することを発表した。このアプリは、10月1日から追加料金なしで利用できる。

さらに、Businessプランでは、新たに「セキュリティダイナミクス」が利用可能となる。「最新のサイバー攻撃を阻止するための強力なツールキット」として、組織のセキュリティ体制を強化するための推奨事項とレポートがIT管理者に直接提供される。「向こう数週間以内に」提供予定だ。

Googleは、Gemini for Workspaceが「SOC 1/2/3」や「ISO 27001」「ISO 27701」などの業界のセキュリティおよびプライバシーの認証を取得したことも発表。これにより、企業はより高い水準のデータ保護が保障される。これらの認証を取得することで、ユーザーは安心してGoogle Workspaceを利用できる。Geminiは、ユーザーの生産性を向上させ、セキュリティを強化する目的で開発された。

さらに、GoogleはAI機能の強化にも力を入れており、Geminiは人工知能の最新技術を利用して、ユーザーの業務を効率よくサポートするとしている。この新機能は、今後のビジネス界に大きな影響を与える可能性がある。

Google Workspaceのユーザーは、この新しい機能をぜひ試してみるべきだ。どのようにビジネスの生産性を向上させられるか、その効果を実感できることだろう。