テクノロジー

Google Chromeのセキュリティアップデート - 重要な脆弱性が修正された!

2025-02-12

著者: 蒼太

米Googleは2月12日(現地時間)、デスクトップ版「Google Chrome」の安定版チャンネルをアップデートした。現在、Windows/Mac環境ではv133.0.6943.98/.99、Linux環境ではv133.0.6943.98が展開中だ。

本アップデートでは、毎週実施されているセキュリティパッチが含まれており、今回は4件の脆弱性が修正された。具体的には以下の脆弱性が報告されている:

- CVE-2025-0995:V8におけるメモリの解放後使用

- CVE-2025-0996:ブラウザUIにおける不適切な実装

- CVE-2025-0997:ナビゲーションにおけるメモリの解放後使用

- CVE-2025-0998:V8における範囲外のメモリアクセス

いずれの脆弱性も「高」と評価されており、悪用に関する報告は現時点では確認されていない。しかし、速やかにアップデートすることが推奨される。

Google Chromeは、Windows、Mac、Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無料でダウンロード可能だ。Windows版は、Windows 10/11に対応している。インストール後は自動で更新されるが、手動で更新を確認する場合は設定画面(chrome://settings/help)からアクセス可能だ。

さらに、最新のセキュリティアップデートを適用するためには、Google Chromeを再起動する必要がある。セキュリティ上のリスクを防ぐために、これらのアップデートを怠らないよう注意が必要だ。

Googleは定期的にセキュリティの脆弱性を修正しており、ユーザーの安全を守るために尽力している。この最新のアップデートもその一環であり、Chromeユーザーは常に最新のバージョンを利用することが推奨される。あなたのデバイスを守るために、今すぐアップデートを実施しよう!