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【公演レポート】献真琶、“唯一無二”の魅力が日本武道館に満ちる「ANTHEM」開幕(舞台写真あり / セットリストあり)

2025-01-18

著者: 愛子

献真琶 日本武道館コンサート「ANTHEM-アンザイル-」開幕

献真琶 日本武道館コンサート「ANTHEM-アンザイル-」が本日11月18日に東京・日本武道館で開幕しました。同日昼に通し舞台稽古が行われた。

本公演は、宝塚歌劇団スター・献真琶によるコンサート。初日公演は当初、本日14:30の開演を予定していましたが、機材トラブルにより公演準備が遅れ、2時30分遅れの17:00に無事開演した。国内アーティストの大型ライブプロデュースを手がけてきた大田高広(インタープリテーションズ)が総合演出・制作を務め、昨年8月に献真琶が出演した宝塚歌劇団「Tiara Azul -Destino-」で演出を担当した伊藤寛夫が構成・演出を務める。

ステージには上手と下手、そして客席に向かって伸びるT字の花道が設置され、舞台上には3階層のアクトリングエリアが作られた。真ん中の段にはバンドが配置され、アクトリングエリアの奥には映像投影のための大きなスクリーンが配置されている。コンサートが始まると雷鳴が響き、スクリーンにはさまざまな映像が投影され、期待感を募らせる中、金色のロングコートを身に着けた献真琶が登場し、「Heartbeat’n’soul」「ANTHEM」を歌い上がった。

コンサートでは、一部日本替わりの楽曲のほか、献が出演した過去作のメドレーでは、星組の出演者が各作の衣装を着て歌声を重ね、これまでにない多様性あふれるパフォーマンスを披露した。

歌い上げる中で、スチールな楽曲からバラードまで、さまざまなジャンルの楽曲を織り交ぜ、ダンスパフォーマンスも取り入れるなど最後まで圧巻のステージが繰り広げられた。最後には、作品についての想いやふたりの思い出を語りかけながら、感動的な終幕を迎えた。

公演時間は約1時間50分。公演は11月21日まで。なお、11月19日18:30開演での映画館でのライブ配信も行われる。