公明党は9日、都内で開催された党大会にて、石井啓一氏に代わり、斉藤鉄夫氏が新たな代表に就任することを決定しました。これにより、菅谷と志子氏が代表代行に就くことが発表されました。

斉藤氏は新代表就任に際し、党の結束を強化し、国民との対話を重視した政治を進める意向を示しました。また、彼は2024年の次回総選挙に向けての戦略にも言及し、党内の団結と政策の一貫性を保つ重要性を強調しました。

一方、菅谷氏は「これからも党は変わらず、国民の声に耳を傾ける」と述べ、代表代行としての責任を感じていることを語りました。

最近の世論調査では、公明党の支持率は若干の上昇を見せており、斉藤氏のリーダーシップがこのトレンドを維持できるかどうかが注目されています。特に、少子高齢化や社会保障問題が浮上する中で、党としての具体的な政策が期待されている状況です。斉藤鉄夫新代表が提唱する新しいビジョンに対し、党内外から広がる関心にどう応えていくのかが今後の焦点となります。