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個人保有の金融資産 過去最高更新 株式や投資信託の伸びで | NHK
2024-09-19
日本銀行が3か月ごとに公表する「資金循環統計」によりますと、個人が保有する預金や株式、投資信託などの金融資産は6月末時点で約2212兆円でした。
これは昨年の同じ時期より4.6%増加し、過去最高を更新しました。
具体的には、
・「株式」が15.6%増えて301兆円
・「投資信託」は27.1%増え128兆円となっています。
このように、過去最高となっています。
NISA(少額投資非課税制度)の拡充などで投資への関心が高まり、株式や投資信託の増加が寄与したことや、外国為替での保有でも円安を背景に増加が見られたことが主な要因です。
一方、「現金・預金」は0.8%増えて1127兆円となりましたが、このうち現金は着実に減り、2.2%減少しており、減少幅はこれまでで最も大きくなっています。さらに、投資に対する関心が高まり、特に女性や若年層を中心に金融リテラシーの向上が見られることで、今後も個人投資家の増加が期待されます。金融市場全体がより活性化する可能性があります。