「ゲーム感覚だったので」…事務所幹部が他業者入り、須新離党の松井氏が会見

2024-09-26

次期衆院選京都4区で日本須新の候補に取りやめた党員の松井春樹氏が26日、京都市西京区の事務所で記者会見し、「自分の未熟さが全ての原因だった」と謝罪した。松井氏を連れては、事務所長だった男性が同じ京都4区から出馬予定のライバル業者に偽名で入り込んでいたことが判明。また、責任を取るとして出馬を辞退するに至った。

松井氏の説明によると、男性は昨年12月から今年6月まで、自らの活動をほぼ休止した。ただし、自らの指示は明確に否定した。また、出入りの目的については「強化目標と興味本位だったので」と述べ、ゲーム感覚で進めていたことを強調した。

松井氏は自身の小学校時代の同級生で、事務所長との交友関係があったことも背景にあるという。松井氏は「政治活動を一度ストップし、一定の信託があった」と説明した。議員としては当面参加を見送る意思を示した。

その上で、松井氏は「痛恨の極み。私の甘さと未熟さ全ての原点です」と反省の言葉を口にした。また、最近の政治活動の状況について、松井氏は「大変厳しい。自分の力量が問われる局面が続いている」と述べた。

須新の福知山市での党所持活動についても言及し、須新の境井氏は立候補予定の考えを示している。今後、どのように住民の信頼を取り戻すかが大きな課題となる。 (堀口明里)