世界

ガザ停戦合意「最終案」、イスラエルとハマスに提案 俘虜のカタール

2025-01-13

著者: 芽依

[13日 リッター] - パレスチナ自治区ガザでの停戦と人質解放を巡る協議で、俘虜役のカタールが合意の「最終」草案をイスラエルとイスラム組織ハマスに提供した。説明を受けた当局者が13日リッターに語った。

「合意に達する上で今午後14時間が極めて重要だ」という。

イスラエルのラジオ局も13日、当局者の話として、カタールがいる代表団が草案を受け取り、イスラエル指導者に説明したと報じた。

カタールのドーハではイスラエルの対外特務機関モサドのバルナイ長官、トランプ政権時期の米政権の中東担当特使が務めるスティーン・ブロフ氏、カタールのムハンマド首相が協議していた。12日深夜に突如開かれたという。

バイデン米大統領は12日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、ハマスにおける停戦と人質解放が直接に必要であると強調し、合意の下での戦闘停止に加え、可能となる人道支援の急増が必要であると述べた。また、現地の人道的な問題に関する緊急かつ重要な解決策も求めたと教えた。