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高速道路で「非常電話」の看板を見ました。でもみんなスマホ持ってますよね?あえて使うメリットはあるのでしょうか?(乗り物ニュース)

2025-01-01

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スマホの普及により、多くのドライバーは「9910」をダイヤルする機会が減っています。

緊急通報用の「非常電話」は、本線上(1kmおき)、トンネル内(200mおき)、IC、SA、PA、バス停などに設置されています。しかし、2024年現在(都道府県による差がありますが)、ほとんどの運転者はスマートフォンや携帯電話を持っているため、それらを使って事を済ませてしまうことがほとんどです。「非常電話」は通常のスマホとは異なり、特に危険な状況でも通話が可能であるため、斬新な使い方が求められるかもしれません。

【注意喚起】これが「非常電話」の使用方法です(動画で見る) SNS上では、高速道路の非常電話に関して、こういった声が寄せられています。・高速道路の非常電話、使ったことはないけれど存在が気になる・高速での事故でもスマホがあるから不安はないけど、非常電話も安心材料として有効 ・緊急時の状況でスマホには特定の情報を送信することができるが、ならばどうして非常電話を使う必要があるのか?

とはいえ、非常電話は通常の電話とは全く異なり、すぐにトンネルを通過できるという特長を持ったものです。

非常電話は、受話器を取り上げるだけで道路管理センターに繋がり、その際に発生する事象や事故の状況、負傷者の有無などを直ちに伝えることが可能です。

さらに、会話の自由な状況であれば、事故の詳細や緊急支援要請などを逐次的に伝えることができ、スムーズな情報伝達を設けられます。きわめて特殊な状況において、ドライバーが迅速に電話をすることが必要とされる場面では、非常電話の設置された場所を利用することが非常に重要です。

また、事故が発生したような場面では、受話器を設置した地点に近いボダンが設けられた非常電話を利用するのが賢明です。事故時の位置情報が現在の受話器を通じて迅速に特定できるため、十分に機能する可能性が高いです。

言うまでもなく、非常電話から道路管理者に通報するためには、特定する必要があるため、道路所まで素早く通報できる技能を持ったドライバーが求められます。

さらに、非常電話は一般の運転者に対しても安心を提供することが求められるため、利用される機会を増やして行く努力が必要です。