健康

感染者急増、海の街が危機に直面!

2025-07-09

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横浜市での麻疹感染者数が恐ろしい増加

横浜市内で麻疹(はしか)の発生件数が急増しています。16日現在で16件が報告され、全国の件数も市内での発生と密接に関連しています。感染力が非常に高く、特に夏の旅行シーズンに外部からの感染が懸念されています。

ウイルスの驚くべき感染力

麻疹は空気感染を主な感染経路とし、接触感染でも広がります。感染者と同じ空間にいるだけで罹患することもあり、実に「インフルエンザの10倍」の感染力を持つと言われています。ワクチン接種率が低い地域では非常に危険な状況が続いています。

過去10年間での感染者数、信じられない上昇

最近のデータによると、過去12日間の間に発症した麻疹感染者は非常に多く、特に39度以上の高熱や真っ赤な発疹が出る症状が特徴です。

市内での医療機関への影響は?

横浜市内では、6月に全体で13件、2023年には16件の感染が報告されています。国立感染症研究所によると、全国で1156件が確認されており、昨年の発生件数を3倍以上上回っています。感染者の中では国内が77名、国外が65名と、海外旅行の影響も見られます。年齢別では20代が34%、ベスト世代層では主に19歳未満が多く、若年層に特にリスクが集中しています。

この危機を乗り切るために必要な対策

医療機関は「コロナ禍以降、世界的に麻疹が流行しており、海外との往来が増えたことも一因です」と警告しています。接種履歴の確認が重要で、これから海外へ渡航予定の方は、必ずワクチン接種を済ませることが求められています。また、医療機関では「母子手帳での接種履歴を確認することが重要」と強調しており、感染拡大を防ぐための行動が急務です。

今後の見通しと予防策

現在、1歳児と小学校入学前1年間の接種が行われており、予防接種について心配される方も多いでしょう。しかし、医療機関では接種漏れを心配する声も聞かれ、医療体制が学級閉鎖対応を進めている現状です。感染者が増えないよう、適切な予防接種を受け、医療機関との連携を深めることが重要です。