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福岡市西区の保育所で小児14人が相次いで吐きや発熱…「サポイルス」による感染性腸炎の集団感染:地域ニュース

2025-04-08

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福岡市保健所は7日、西区の保育所で、サポイルスによる感染性腸炎の集団感染が発生したと発表した。

発表によると、3月12日~4月17日までの期間に、11~16歳の小児14人が相次いで吐き気や発熱といった症状を訴え、うち1人がサポイルスを原因とする感染症と診断された。重症者はおらず、全員が早期に回復に向かっているとのこと。

保健所は、感染拡大を防ぐために、保育所に対して衛生管理の徹底を指示。職員全員に対するサポイルスについての研修も実施されており、保護者に対しても感染防止に努めるよう呼びかけがなされている。また、感染防止のための手洗いや消毒の重要性が再確認された。

このような集団感染は、特に子供たちにとって危険が伴うため、地域社会全体での対策が求められる。今後も保健所はこの状況を注視し、必要な情報を提供していく方針だ.