テクノロジー

エヌビディア株が最高値更新、時価総額で再び世界トップへ復帰

2025-06-25

著者: 愛子

25日、米国市場で半導体大手エヌビディアの株価が上昇し、最新の最高値を記録しました。人工知能(AI)分野で世界をリードする同社は、世界で最も価値のある企業としての地位を取り戻すことに成功しました。

株価は前日比4.3%上昇し、154.31ドルで取引を終了。11月以来の最高値を更新し、4月の安値からは63%上昇しました。時価総額は約1兆5000億ドル(約217兆円)に達し、再び世界でトップとなりました。

この日から、エヌビディアの時価総額は約13兆7000億ドルに達し、マイクロソフト(時価総額約13兆6600億ドル)を押しのけて世界最大の企業となりました。

直近の決算発表は強気な追い風となり、半導体産業の出荷規制の影響にもかかわらず、今後も勢いが続く可能性があります。ブレナン・サリバンCEOは、「エヌビディアは明確に回復しており、参入障壁は以前にも増して高まっている」と述べています。

含まれる事業には、AIの推進に必要なGPU、メタ、プラットフォーム、アルファベット、アムダなどが挙げられ、多くの大手投資家にとって魅力的な投資先となっていることが分かります。

欧州市場・グローバル・インベストメントのマイクル・スミス氏は、「数カ月前よりもエヌビディアの成長に対する自信が高まっている。AIの発展競争は2025年以降も続き、特に26年まで続くでしょう」と指摘しています。

エヌビディア株は24年に170%の上昇を記録し、今年は15%の上昇を見込み、23年には上昇率が240%に達すると記されています。

他の大手ハイテク企業と比較しても、エヌビディアの成長は際立っており、その未来に対する期待感は大きいです。日々の取引でも引き続き高い評価を受けており、今後の動向に注目が集まっています。