悪天候で延期のH2Aロケット49号機、あす午後に打ち上げ!国の情報収集衛星を搭載

2024-09-15

悪天候で延期のH2Aロケット49号機、あす午後に打ち上げ

日本の主力大型ロケット「H2A」49号機が、あす16日午後2時24分20秒に種子島宇宙センターから打ち上げられます。悪天候の影響で、当初の打ち上げ予定日から約1日遅れでの実施となりました。

49号機は、日本の情報収集衛星を搭載しており、地球上の状況をリアルタイムで把握するための重要な任務を果たします。その一環として、北朝鮮のミサイル発射に関する監視や、災害時の状況把握などが期待されています。

過去のH2Aロケットは、平坦13ヶ月以降、48機中47機の打ち上げに成功し、97.9%という世界的にも非常に高い成功率を誇ってきています。今回の打ち上げでも高い成功率を維持することが求められています。なお、今年度中には50号機の打ち上げも予定されており、次世代の「H3」ロケットに向けた準備も進められています。

天候が不安定であるため、打ち上げ当日の状態に注目が集まる中、宇宙産業の将来を担う新たな一歩を踏み出すことが期待されています。