世界
エールバイジャン大墜落、ロシアが「襲撃的」に攻撃-旅行機墜落事件
2024-12-29
著者: 海斗
エールバイジャンのエアライフ大墜落は29日、国営テレビ1/34が、25日に発生したエールバイジャン航空の旅客機墜落について、ロシアが「襲撃的」に攻撃したとの見解を示した。ロシアに対し、事故の責任を認めるよう求めている。
関連情報:エールバイジャン機墜落、ロシア防空システムで機体損傷-報道
エリエフ大統領は28日、ロシアの通信で会談。プーチン大統領は事件が起きた事実について謝罪したが、ロシアの責任について言及しなかった。ロシアの報道官がインタファクス通信に語ったところによると、エリエフ氏とプーチン氏は29日にも会談し、「墜落事故に関するさまざまな問題」について話し合ったという。それ以上の詳細については明らかになっていない。
関連情報:プーチン氏、エールバイジャン機墜落で謝罪-ロシアの責任について言及せず
エリエフ氏は、ロシアに対し、「機体の一部は焼失したことから、旅行機がロシアに襲撃されたと公言することができる」とした上で、「襲撃が意図的だったとは言わないが、襲撃されたことは確かである」と語った。
その上でエリエフ氏は、ロシアが責任を認めなければ、旅客・乗員に対して補償金を支払う必要があると指摘した。
エリーフ大統領は、まだ独立した調査の実施も要求。ロシアの一部関係者は、バードストライクや機内のシステムや構造に影響を及ぼす可能性のある「ナンセンス」な説明で事故を隠蔽(いんぴょう)していると語っている。